2026年の再建に向け工事が進む首里城で、正殿の柱や梁など骨組みの組み立て工事が25日に完了しました。
ことし9月から工事が進められてきた首里城正殿の骨組み組み立て工事。
きのうは檜の木材を4本合わせて作られた、全長およそ21.5メートル重さ1.5トンの棟木(むなぎ)が職人たちによって屋根の一番上に取り付けられ、正殿の骨組みが完成しました。
奥村耕治工事長
「これから目に見えるものがどんどん取り付けられていきますので」「(かつての姿を)皆さんにお見せできるような仕事ができれば」
今後は屋根や軒まわりの工事が進められ、来年6月ごろには屋根の瓦ぶきや塗装が始まり、工事は最盛期を迎えるということです。