浦添市が、市議会で審議する議案に賛成の意見を述べる「賛成討論」の文章を作成し議員に提供していた問題で、市はこの慣例の見直しを決めました。
浦添市では、市議会で審議する議案について賛成の立場で意見を述べる「賛成討論」の文章を市の職員が作成し、与党会派の議員に提供する慣例がおよそ20年続いていました。

一部報道でこの問題が表面化したことを受け、市は11月29日、幹部を集めた会議を開き、12月定例会からは「賛成討論」の文章を作成しないことを決めました。
「報道や市民からの意見を踏まえて議会と執行部の在り方を問い直した」などと見直した理由を説明したうえで、今後は、議案の理解が深まるよう参考資料を提供するとしています。
