「あと3年から5年は生きられるなら何をしよう」

ALS患者 眞榮田純義さん(29)
「『あぁ、もう死ぬんだ』というよりは、『あと3年から5年は生きられるなら何しようかな』っていう。あれもしたいな、これもしたいな、彼女とあっち行きたいなとか。なんか悲観的になることは無かったかなって思います」

残された時間で好きなことをしたい。昔からの仲間は、その思いをすぐに理解して、眞榮田さんの元へ駆け付けました。

眞榮田純義さん(29)
「彼らには余命宣告があったその日の夜に、テレビ電話しながら話をしたんですけど、最後に今、乗れる内にバイクに乗りたいなって言って、余命宣告の翌週の土日に、ひとりは大阪、ひとりは神奈川から急遽飛んで来てくれて、もうひとり沖縄の友達は急遽仕事も休んでくれて、最後のツーリングをさせてもらいました」

やり残した夢を、ひとつずつ叶えていく眞榮田さん。そうした中で、今、どうしても実現させたいことがあります。