視覚障害がある子どもたちに多くの本に触れてもらおうと、南風原町の県立沖縄盲学校に点字図書が贈られました。

沖縄盲学校の子どもたちに点字図書を贈ったのは、岡山県で文字を点字に翻訳する点訳のボランティア活動をしている「青い鳥点訳グループ・でいご」です。

点字図書の贈呈は本土復帰前の1969年、盲学校で図書の整備が進んでいなかったことをきっかけに始まり、それ以来毎年欠かさず実施されているということです。

沖縄盲学校高等部3年生 宮城翔さん
「毎年本との新たな出会いがあって、自分の興味関心を広げるとても貴重な機会になっていて、とてもありがたいです」

ことしは点字本75冊とCDなどに音を吹き込んだ録音図書20枚が贈られ、これまでに贈呈された本の合計は2208冊に上るということです。