国の重要無形民俗文化財に指定されている「伊江島の村踊」を披露する芸能発表会が11日に開かれました。
島で創作された踊りや、沖縄本島などから伝わった踊り、本土の影響を受けた踊りの3種類があるという「伊江島の村踊」を披露するための伊江村民俗芸能発表会は、村内8つの区が毎年持ち回りで開催していて、ことしは川平区が踊りを披露しました。
なかでも役者2人がゼーと呼ばれる棒を持って立ち回る踊り「真河の上」が披露されると観衆は引き込まれているようでした。
観客
「すごく胸にぐっとくるような感じでした」
「素晴らしい作品でした。ありがとうございます」
演目の1つの時間が1分ほどと短いのも伊江島の村踊の特徴で、村内外から訪れた人たちは、29もの演目が次々に演じられると盛んに拍手を送っていました。