海外で新たなインフルエンザウイルスが発生したことを想定した、国と都道府県の初動対応訓練が9日に県庁で行われました。

この訓練は、新型コロナ感染症の実践経験を反映させようと、ことし9月に内閣感染症危機管理統括庁が発足してから初めて実施されたものです。

玉城知事
「沖縄県においても県庁全体で対応するため、本日、対策本部を設置しました」

訓練は、架空の国「X国」で新たなインフルエンザウイルスが発生したことを想定して行われ、参加した21の都道府県知事が、医療提供体制や物資の備蓄状況などそれぞれの取り組みを共有するなどして初動対応を確認しました。

訓練の後、感染症の危機管理を担う新藤義孝特命担当大臣は、次の感染症に備え実践的な訓練を継続するよう知事に呼びかけました。