首里城の正殿などが全焼した火災から4年となり、首里城公園では消防訓練が行われました。

4年前の10月31日、那覇市の首里城で火災が発生し、正殿などが全焼しました。

「探知機発報!照明点灯!」

首里城では4年前の火災と同じ夜間に、「素屋根」から出火した想定で消防訓練が行われ、消防士や関係者らおよそ90人が火災発生から消火までの作業を確認しました。

「避難場所はこちらです」

日中の火災を想定した訓練では、正殿の再建の様子を見学できるエリアから来園者を避難誘導する一連の流れを確認しました。

首里城ではこうした消防訓練を昨年度の1年間で42回実施していて、2026年に予定されている正殿再建の完了に向け火災発生時の備えを強化しています。