県出身の人気アーティスト・HYから音楽制作を学ぶワークショップが、うるま市の中学校で開かれました。
うるま市の与勝第二中学校を訪れたのは、地元出身の人気バンド・HYでボーカルとギターを務める新里英之さんと、ドラム担当の名嘉俊さんです。
インターネットを通してITスキルの向上や創造力を育む「ネット部活」の一環として行われたもので、市内の小中学校の子どもたちもオンラインで参加し、HYの2人が夢中になれることを見つけることの大切さや、音楽の魅力などについて講演しました。

HYのボーカル&ギター 新里英之さん
「大好きな人に好きだよ、愛してるよって言うの言葉じゃめちゃくちゃ恥ずかしいでしょ、でも、ギターとかメロディにのっけたら言えるわけよ、かっこいいわけよ」
この後、市内5つの小中学校の子どもたちがパソコンの音楽制作ソフトを使って作った楽曲が披露され、HYの2人からアドバイスが送られました。

参加した中学生
「HYさんはずっと聞いていたので、来るって知ってめっちゃうれしくて、自分が作った歌も聞いてもらえて嬉しかったです」
「いろんな音を足すのも大事だけど、引くことも大事だと言っていたので、それを生かせたらなと思いました」

HYドラム担当 名嘉俊さん
「長年音楽をやっていくとどんどん型にはまっていくので、今から音楽を作っていく子どもたちは自分の好きな音楽を取り入れて、型にはまらずにいろんな音楽を自分の気持ちを表現していってほしいなと思います」
子どもたちが制作した楽曲は、来月2日に勝連城跡で開かれるイベントで発表されることになっています。