来月、酒税が改正され、ビール系飲料の税額が変わります。
「ビール」の税額は現在の70円から63.35円と6.65円の減税となる一方で、「第3のビール」は37.8円から「発泡酒」と同じ46.99円となり9.19円の増税となります。

3年後の2026年にビール系飲料の税額を一本化することに向けた税額の変更ですが、実質的な値上げとなる前の駆け込み需要を取り込もうと、様々な取り組みが行われています。
酒税の改正について広く知ってもらい駆け込み需要に対応しようと、イオンモール沖縄ライカムのスーパーでは22日、オリオンビールの村野一社長、自らが商品を店頭に並べるなどしてキャンペーンをPRしました。
政府は酒類間の税負担の公平性を目的に、ビール系飲料の税率一本化に向け酒税の改正を段階的に進めています。
これにより来月からビールの税額は350ミリリットル換算で70円から63.35円に引き下げられますが、第3のビールは37.8円から46.99円に引き上げられます。

オリオンビールでは県内のイオンの店舗で、第3のビール4銘柄を2ケースで5350円などとするキャンペーンを今月末まで展開します。ビール系飲料の税額は2026年に54.25円に一本化される予定です。