普段は立ち入りできない首里城正殿の再建工事現場を間近で見学できるイベントが、10日まで開かれています。
これは正殿の工事で柱を立てる作業が始まったことを記念して実施されたもので、工事が進む素屋根の中に入り作業を間近で見学できます。
工事を担う宮大工の技を知る体験イベントも行われていてきょうはおよそ20人が釘を使わずに木と木を組み合わせて接合する継手などの技を学んだほか、2種類の鉋を使い分けて木材を削る作業に挑戦しました。
(参加者の女性)「体全体を使ってやらないといけないのが(難しかった)どうしても手だけ使ってやろうとするので上手くいかない。削れたら楽しいですね」
(参加者の男性)「釘を使わずにいろんな角度で補強とか延長とかするので、すごいなと思いました。楽しいです」
宮大工体験は受け付けを終了していますが、素屋根内部での見学は10日午後4時まで予約不要で行われています。