那覇市の壺屋焼の未来を担う8人の陶工作品を一堂に紹介する展示会が、那覇市立壺屋焼博物館で開かれています。

「壺屋焼8人展~晴れの日の器~」は壺屋焼の若手陶工でつくる「壺の会」と那覇市立壺屋焼物博物館が企画したものです。

会場には8人の陶工が制作した特別な日である「ハレの日」に使う食器や酒器など70点以上が展示されています。

このうち金城英樹さんが制作したひな祭り用の食器は、伝統技法・象嵌による白い模様で大胆に桃の花を描きひな祭りの華やかさを表現しています。

壺の会 金城英樹さん
「この展示会を通じて新しいものに取り組みながら、みんな悩みながら普段の仕事とは違うことに挑戦しながら、それで今後壺屋焼をもっと発展していける様になれたらいいなと」

企画展は、台風6号による影響で1週間延長され、今月20日まで開かれています。