日常的に人工呼吸器やたんの吸引などが必要な「医療的ケア児」の家族から相談を受け付ける県の支援センターが今月28日、那覇市に開設されます。

「医療的ケア児」は日常的に人工呼吸器やたんの吸引などが必要で、県によりますとことし4月現在、県内に468人います。

こどもの成長や症状がそれぞれ異なるため各市町村は手探りで家族を支援し、これまできめ細やかな対応はできていませんでした。

こうした中、県はケア児とその家族が必要な支援を受けられるようサポートする相談窓口「医療的ケア児支援センター」を今月28日、那覇市に開設すると発表しました。

センターには専門知識を持つコーディネーター2人と医師が常駐し、午前9時から午後5時まで相談に対応するということです。