那覇市が所有する土地の権利を巡り、当時の那覇市議会議長と共に現金4500万円を受け取ったとして収賄の罪に問われた女性に対し、那覇地裁は17日、無罪判決を言い渡しました。
この裁判は、那覇市が所有する土地の権利を主張していた村山末子被告が、当時の那覇市議会議長と共に現金4500万円を受け取ったとして収賄の罪に問われているものです。
これまでの裁判で村山被告は「賄賂ではない」などとして無罪を主張、検察側は利欲的な動機に酌量の余地はないとして、懲役2年6か月を求刑していました。
17日の判決公判で那覇地裁の小畑和彦裁判長は、受け取った現金に「賄賂が含まれているかと疑念を持っても不思議ではない」としつつも、村山被告は現金授受の際、具体的な話し合いの内容を知らされていなかったと指摘しました。
また、村山被告が以前から那覇市と土地の所有権を争っていた経緯から、「土地の返還に向けて全額が使われると理解した可能性もある」などとして、賄賂としての認識を認めることができないとしました。
このため収賄の共謀は成り立たないなどと結論付け、犯罪の証明がないとして、村山被告に無罪を言い渡しました。








