お手本は台湾

名護コーヒーネットワーク 比嘉江利子さん:
「沖縄でこんなにたくさんコーヒーが栽培されていると(知ってほしい)」「記録することによって、出してくれた農家さんにも伝わるので、こういうシステムでやっています」

品質の向上を目指す沖縄の農家にとって、いま強力な手本となっているのが「台湾」です。台湾のコーヒー業界に精通する林(リン)さん。世界的にも評価を高めている台湾コーヒーですが、かつては今の沖縄と同じ課題を抱えていたと語ります。

台湾珈琲研究室 林哲豪さん:
「十何年前、台湾の国産コーヒーのイメージは、値段が高い、ちょっとおいしくないというイメージがありました。ですがこの10年ぐらいの間に、農家さんは『品質第一』で栽培しようと、すごく一生懸命勉強し、おいしいコーヒーが生産できるようになった」

沖縄の生産者の情熱を感じると話す、林哲豪さん

高コストという課題を、徹底した「品質」への取り組みで乗り越えた台湾 。林さんは、沖縄に大きな可能性を感じています。

「今の沖縄の生産者の状況は十何年前の台湾とすごく似ている」「十分なエネルギーとパッションがすごく感じられます」

単に味わうだけでなく、一杯の背景にある農家の思いまでを共有した今回のフェスティバル 。やんばるを拠点に、コーヒー栽培を「産業」へと育てる大きな一歩を踏み出しました。