1945年の沖縄戦当時、米軍の兵士3人が石垣島で旧日本軍に処刑された「石垣島事件」の犠牲者を追悼する慰霊祭が行われました。

石垣島事件は1945年4月15日、米軍の攻撃機が石垣島の上空で日本軍に迎撃され、捕虜となった乗組員3人がその後処刑された事件です。捕虜を人道的に扱うことを定めたジュネーブ条約に違反した重大事件として、戦後多くの日本兵が起訴され、死刑判決などを受けました。

慰霊祭の様子

慰霊祭は事件を後世に語り継ごうと毎年開かれているもので、米軍関係者およそ80人のほか、今年は初めて高校生が参列し犠牲者の冥福を祈るとともに世界平和を祈念しました。

慰霊式典実行委員長 識名安信さん:
「今世界では中東問題を含めてそういった(不安定な)情勢にあるんですけど、もう一回、戦争が本当に悲惨だよということを力強く発信していく。そのためにはこういった石垣島事件があったということを風化させてはいけない」

米軍関係者も参列

実行委員会では今後も若い人たちが多く参加できるよう取り組んでいきたいとしています。(15日:八重山通信員 吉田永吉)