見るからに衰弱… 無事保護したい!

もといた付近に、網の発射装置を設置して待ちます。すると午後4時半。再び戻ってきました。

射程距離に入ったことを確認し、遠隔操作で発射! 見事、捕獲に成功しました。すぐさまスタッフが救助にあたり、アニマルドクターカーへ。

保護のための捕獲に成功した瞬間

くちばしに絡まったひもを切ったあと、診療所へ搬送。検査の結果、全身を打撲したような状態であることがわかりました。

どうぶつたちの病院沖縄 長嶺隆理事長:
「血糖値がすごく低くて、おそらく1週間ぐらい食べていないだろうなという感じ。今日の血液検査の具合からすると、一晩もたなかったんじゃないか」

処置を受けた『K31』 まずは体調回復、野生復帰をめざす

野鳥の専門家たちの熱意によって、つながれた命。体調が回復次第、野生復帰を目指します。

観察団体は、海外の研究者と連絡を取って、原因となった調査用GPSの改良を図りたいとしています。県内では他にもケガをするクロツラヘラサギが年々増えています。

開発で干潟が減少するなか、わずかに残った場所を頼ってきた野鳥たちが、ごみで傷ついたり、マングースの攻撃で傷を負ったりしている可能性が高いということです。