ヘラのように平たい黒いくちばしが特徴で、東アジアのみに生息する世界的な絶滅危惧種、クロツラヘラサギ。くちばしにひもが絡まり衰弱した1羽を救うため、救出作戦が行われました。
足環に『K31』と記されたクロツラヘラサギ。2019年からほぼ毎年、越冬のため沖縄へ飛来していますが、今月23日頃から泥で汚れ、衰弱した姿が確認されていました。
原因は、2023年に韓国で装着された調査用のGPSハーネス。これがくちばしと首に絡まり、餌を採れない状態でした。
3月29日、鳥獣保護に関わる専門家や獣医師たちによる救出作戦が始まりました。
クロツラヘラサギネットワーク沖縄 山城正邦代表:
「羽が汚れているので、飛ぶのは相当きついとは思います。だから(逃げようと思っても)飛びたくはないと思う」
この日『K31』がいたのは、豊見城市与根の通称「三角池」。飛べない可能性に賭け、ボートで追い込み、網で捕獲する作戦です。正午頃、近づこうとしますが…
「あっ、飛んだ」「戻ってよ、戻ってよ」
うまく飛べないながらも、近くの干潟へ移動してしまいました。作戦変更です。








