「絶えず考えながらやる」ことが大事
横江崇 弁護士:
「(普段は子どもの人権などを軸に話すが)、今日の対立軸って、『伝統』なんですよね。相撲でも、女性は土俵に上がれない。それは “男女差別” なのか、“差別ではなくて文化” なのか。そこの線引きって、何が正解ということではなくバランス(が必要)で」
「次世代に残していくとか、今の時代に合わせるとか、どこまでできるかというところを、絶えず考えながらやっていくことが大事なのかなと」
伝統と多様性ある時代のはざまで揺れる指導者たち。沖縄の空手界は、これからもこのような研修を続けていく予定です。
沖縄伝統空手道振興会 上原邦男事務局長:
「(皆さんが)迷っているんですね。どういう指導をしていったらいいものかというのは、先生方のいろんな混乱を表していると思いますね。だけれども伝統はしっかり守りながら、空手という平和の武、それを世界に発信していくこと。沖縄の空手がこの世界に向けるべきことだと思う」
伝統を守りながら、文化やスポーツとしてどう前進していくか、模索が続いていきます。
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このハラスメント研修は5月にも開催予定。県空手道連盟は新年度からの大会参加について、この研修の受講を指導者たちへ義務付けています。5年前の悲劇を二度と繰り返さないためにも、そして空手が平和の武としてさらに発展していくためにも、このような研修の必要性を感じました。(取材 下地麗子)








