原油価格が急騰するなか、石油元売り最大手が12日、卸売価格を26円引き上げ、街のガソリンスタンド(GS)の価格も大幅に上がりました。事業者からは先行きの見えない高騰に落胆の声が聞かれました。

11日までレギュラーガソリン1リットルを150円で販売していた那覇市のGSでは、閉店後に30円アップの180円に看板の価格を貼り替え、この店舗として過去最高値を更新しました。燃料価格急騰で急激なコスト増となるのが、車を使う事業者です。

ガソリン車を6台保有するタクシー会社では、タクシー運賃は国の許可がなければ値上げできないため、しばらくは利益を削って耐えるしかないといいます。

ガソリン・ハイブリッド車も稼動するタクシー事業者は悲鳴

県ハイヤー・タクシー協会 豊見山安蘭 副会長:
「売り上げに対して燃料費が10%から12%くらいなんですが、リッター10円上がると3%上がって15%に。30円上がると20%近くになるかと思います」「せめて年末・年明け(の価格)には戻ってほしいと思います」

県ハイヤー・タクシー協会によりますと、車両を従来のガス車からガソリンハイブリッド車へ更新を進めてきたタクシー会社も多く、ガソリン価格の高騰が長引けば、車両の更新計画についても見直しが必要になってくるということです。