沖縄本島中部で女性に性的暴行を加えようとしてけがをさせた罪に問われているアメリカ海兵隊員の男の裁判で、福岡高裁那覇支部は5日、控訴を棄却しました。

この裁判は、2024年5月、海兵隊の上等兵ジャメル・クレイトン被告(23)が、沖縄本島中部の建物内で女性に性的暴行を加えようとしてけがをさせた、不同意性交等傷害の罪に問われているものです。

地裁判決が言い渡された際のクレイトン被告

被告は裁判で「ハグをして立ち去っただけ」などと無罪を主張していましたが、一審の那覇地裁は被害女性の証言は「高度に信用性が認められる」として懲役7年の実刑判決を言い渡していました。

5日の控訴審判決で福岡高裁那覇支部の菊地浩明裁判長は、一審判決の事実認定に不合理な点は認められず、「被告は客観証拠に反する曖昧な供述に終始している」などとして控訴を棄却しました。

法廷でクレイトン被告は時折小さく首を傾げながら判決を聞いていて、弁護人によると「本人は判決に納得していない」ということです。6日に被告と面会して上告の有無を判断するとしています。