5年前の1月30日、部活顧問から理不尽かつ強烈な叱責を受け、当時高校2年生だった男子生徒が自殺した県立コザ高校で、「命の尊さを考える日」として全校集会が開かれました。

2021年に空手部の主将を務めていた男子生徒が顧問からの叱責を苦に自殺したコザ高校では、去年から生徒の命日にあたる1月30日を「命の尊さを考える日」としています。

命日に合わせて開かれた全校集会では、問題の風化を防ごうと12人の生徒で作る検討委員会が「人権を意識した行動で良好な関係をつくる」をテーマに授業や部活動、学校生活に関する問題点などを発表しました。

検討委員会 東恩納煌大委員長(2年):
「皆さんもストレスや悩みで押しつぶされそうになってしまったら周りに頼ってください」

委員長の東恩納煌大さんはこの事案の調査報告書も読み、亡くなった生徒に思いを寄せました。

検討委員会 東恩納煌大委員長(2年):
「とても彼の人生を覗いているような、そんな気分でいたんです。だけどやっぱり感情移入できていたからこそ、亡くなってしまったと、そう書かれた一文を見ると胸が苦しめられて、本当にこういうことはあってはならないと再認識しました」

コザ高校では今月26日には教員向けの研修も行い、全校を挙げて再発防止に努めることを誓っています。