発症して4年で17回もの手術を受けたという久保田さん。2022年には、排泄のために人工肛門=ストーマを造設。ストーマを保有する人=オストメイトとなり、生活も大きく変化した。
クローン病、オストメイトとなったことで、食事は、低脂質で消化しやすい物でなければならない。外出の際は、尿漏れパッドや円座クッションなどを携帯し、オストメイト用のトイレの有無を事前に調べる。当時の職場は、症状を理解し、サポートしてくれたものの、治療に専念すべく、退職を決意した。
「逆境を価値に」見出した新たな自分の役目
変化した生活、そして長い入院生活のなか、友人の近況をSNS投稿で見かけては「なぜ自分だけが」と落ち込んだ。しかしそこで「逆境こそ自分の個性・価値だ」と自身を奮い立たせた。
「全国的に見てもクローン病患者は、約7万人(当時)。そのうちの1人ということは、この病気のことやオストメイトについて伝える役目があるのではないか」








