社民党沖縄県連は14日幹事会を開き、現役議員3人を含む8人の離党届けを受理しました。これにより党として初めて県議会の議席を失うことになりました。

離党届を提出する幸喜愛県議=14日那覇市

社民党沖縄県連唯一の県議会議員だった幸喜愛(こうき・かなし)さんは14日午前、社民党県連の幹事会に出席し、自身を含む地方議員や党員8人の離党届を県連に手渡しました。

14日付けで離党したのは、幸喜愛県議、喜屋武幸容那覇市議、仲程孝うるま市議のほか、前代表の照屋大河さんら党員5人の合わせて8人です。

これで党に残る現役議員は伊敷光寿豊見城市議と我如古盛英宜野湾市議の2人のみとなりました。

社民党の県議会議員がゼロになるのは、沖縄の本土復帰以降、初めてです。

幸喜愛県議の離党届

▼社民党を離党した幸喜愛県議「やっぱり沖縄の社民党というこれまで沖縄の政界を政治を引っ張ってきた存在として、県民とともにあって欲しかった。まず何よりも今回の衆議院沖縄2区の結果に対して大きな責任を感じています。擁立を許してしまうような結果になったことに対して、県民の皆さんに本当に心からお詫びを申し上げたいと思っています」

一連の騒動をめぐっては、去年社民党を離党し、衆議院選挙で中道改革連合から立候補した新垣邦男さんと同じ沖縄2区に社民党が独自候補を擁立したことでオール沖縄勢力が分裂。小選挙区制度になって初めて沖縄2区の議席を自民党候補に譲る結果となっていました。

社民党沖縄県連・狩俣信子顧問(左)、多和田栄子副代表(右)

こうした結果について多和田栄子副代表は「社民党ののぼりをとにかく下ろしたくなかったというのが本音」、狩俣信子顧問は「正直、新垣邦男さんは通ると思っていた。まさか落ちるとは思っていなかった」などと理解を求めました。

今後、社民党沖縄県連は、県議の輩出などを目指し体制立て直しを図りたいとしています。