「ルフィ」などと名乗る指示役による連続強盗事件で、強盗致死などの罪に問われている犯罪組織の幹部だった男に対し、東京地裁は無期懲役の判決を言い渡しました。

犯罪組織の幹部・藤田聖也被告(41)は、2022年から相次いだ「ルフィ」などと名乗る指示役による強盗事件や、特殊詐欺事件に関わったとして強盗致死や窃盗などの罪に問われています。

きょうの判決で東京地裁は、一連の強盗事件について「匿名性が徹底された遠隔操作による組織的な広域連続強盗という、新たな犯罪類型の先駆けだ」とし、藤田被告については「実行役に詳細で的確な指示を出し、鼓舞したり、ほめたりしながら、面識のない実行役を束ねて犯罪を実現させており、重要な役割を果たした」と指摘しました。

その上で、「検挙される危険性の低い海外から自らの手を汚さずに指示を出して強盗を実行させており、現実感や抵抗感がないまま犯罪を継続していった」「金品獲得に執着して人命を軽視し、犯罪をエスカレートさせており、厳しい非難が妥当する」として、藤田被告に求刑通り、無期懲役の判決を言い渡しました。

藤田被告は判決を黙って聞いていました。