旅の「空白時間」のため息を思い出に
なぜ、居酒屋ではなく「体験施設」なのか。
その答えは、国際通りという観光の最前線に立ち続けてきた彼ならではの「視点」にあった。
沖縄旅行には、ふとした「空白」が訪れる。
「海を楽しみにしていたのに、突然の雨で中止」
「帰るフライトまであと数時間。お土産も買ったし、もうやることがない」
そんな観光客たちの行き場のないため息を、平良さんは幾度となく聞いてきた。そこで導き出した答えが、「沖縄そば作り体験」と「エンターテインメント」の融合だ。
所要時間は50分、価格は1980円。粉から麺を打ち、その場で湯がいて食べる。自分で打った麺と麺棒はお土産にする。








