与那国町の上地常夫町長が就任後初めて玉城知事と会談し、診療所の医師確保などについて県の支援を求めました。

与那国町の上地町長は1日、県庁で玉城知事と会談し、来年度以降与那国島で医師が不在になる恐れがあるとして、医師確保に向けた県の支援を求めました。

面談は冒頭以外非公開で行われ、上地町長によりますと安定的に医師を確保するため診療所を「県立」にすることや、不足する町職員を補うため県職員の派遣を検討するよう要請したということです。

面談後の上地常夫町長
「ぜひ離島の立ち位置も考えていただいて、医療体制の構築をよろしくお願いしますということでお願い申し上げました」


一方、与那国島では現在自衛隊の新たな部隊配備の検討が進められていますが、自衛隊に関する話は無かったということです。

今年8月の町長選で初当選した上地町長は就任直後に玉城知事と会談する予定でしたが、玉城知事がインフルエンザに感染したため、この日が就任後初めての会談となりました。