沖縄経済の成長に向けた課題などを話し合う「沖縄懇話会」のラウンドテーブルが21日に開かれ、沖縄と台湾のビジネス連携の可能性などについて意見が交わされました。

沖縄懇話会は、本土と沖縄の経済界のトップが交流を深めながら、沖縄経済の成長に向けて話し合うものです。

この中で、笹川平和財団の角南篤理事長が基調講演し、観光や先端医療、海洋資源の利活用など、2050年を見据えた沖縄の振興戦略の重点分野を解説したうえで、台湾とのビジネス連携においては、沖縄でスタートアップを支援する拠点=エコシステムの構築が鍵になると述べました。

このあと台湾と沖縄の経済人を交えて意見が交わされ、台湾のイノベーション力を活用した共創モデルの構築や人材交流のプラットフォームの必要性などが確認されました。