沖縄県内政局にどう影響する?
日本維新の会との連立は、県内政局にどう影響してくるのでしょうか。
維新側が連立の条件としていた国会議員の定数削減など、12の項目に合意し、維新は閣僚を出さない「閣外協力」で与党として政権運営に参加することになります。
県内では、来年、県知事選や那覇市長選など多くの選挙を控えるなか、今後の各党の協力体制に注目が集まっています。
自民党沖縄県連の座波一幹事長は「国家感」が近い維新との連立に期待しながらも、安定性のある政権構築に向け慎重な姿勢で今後を見据えます。

自民党沖縄県連・座波一幹事長
「もっともっと安定したなかで日本の政治を前進させてほしいという考え方からいうと、自民党と維新のみならず連立の可能性を拡げるべきではないかなと」
維新との協議に前向きな考えを示したうえで、連立が解消された公明党との連携についても、「これまでの信頼関係がある」として沖縄では継続する姿勢を強調しました。
自民党沖縄県連・座波一幹事長
「(自公連携)はこれまで通りの関係を堅持するのが大事。ただ、中央が維新との連立ということになったので、そこはそこでまた新たな連立、連携の在り方、大きな新たな枠組みを構築していく時期がきたかなと」
おきなわ維新の会の山川泰博幹事長は、降ってわいた連立入りに驚きを隠せません。

おきなわ維新の会・山川泰博幹事長
「時間が限られた中で(国民民主との連立は)決断できなかった部分があったはずなので、それに維新にっていう。うちはしがらみがないので全くどこも」
「保守革新」を掲げる維新。県政に対しては中立の立場を保ちながら、今後県内で自民党との協力もあり得るといいます。
おきなわ維新の会・山川泰博幹事長
「連立できることによって、政治の意識を変えることができるんじゃないかなと。沖縄においても県民の生活をもっと豊かにするために」
Q近く会談の予定は?
「いずれはやらないといけないんでしょうね。向こうは横綱なので自民党さんは。どこまで私たちの意見が届くかどうかは分からないんですけど、国政において連立を結んでますから」