今月12日に開催される那覇大綱挽を前に、那覇市長ら関係者が大綱の仕上がりを確認しました。

先月1日から那覇軍港で製作中の大綱は、男綱(おづな)と女綱(めづな)、合わせて160メートル、重さは36トンとなる見込みです。

12日の本番を前に6日、知念那覇市長が製作現場を訪れ、仕上がりを確認する「検見(けんみ)」を行いました。

今年は去年より10日遅れで製作がスタートしたため急ピッチで作業が進められていて、綱打ち職人たちが、化粧綱に緩みが出ないよう力強く巻きつけていました。

準備が進む那覇の大綱

▼知念覚那覇市長
「今年も、この大綱を心ひとつに力いっぱい挽き合うことで、大きな幸福を挽き寄せていただくとともに、戦後80年の節目を迎え、次世代へつなぐ平和の輪が那覇市から世界へ、世代や国籍を越えて広がっていくことを心から願っております」

大綱にはこのあと126本の手綱がつけられ、今週金曜日までに完成する予定です。那覇大綱挽は、今月12日、午後2時半から久茂地交差点で行われます。