鳴き声コンテストや丸焼きのパフォーマンスなど、豚に親しむユニークなイベントがうるま市で開かれました。
イベントはハワイに移民した県系人が、戦後食糧難に陥った沖縄に550頭の豚を送り、現在のうるま市に陸揚げされたことにちなんで開かれたものです。

うるま市では、豚が到着した1948年9月27日にちなみこの日を「海から豚がやってきた記念日」と定めていて、毎年県系人の尽力でつながった命の絆に感謝する様々なイベントが開かれます。
この日のイベントの目玉は豚の丸焼き。300食が来場者に提供されました。
▼来場者
「先人の努力がすごいですよ。沖縄を助けたというのがね。感謝です」
戦後の復興に大きく貢献し、「豚食文化」を今に定着させた記念日とあって、訪れた人たちは舌鼓を打ちながら、ウチナーンチュの相互扶助の精神に感謝している様子でした。