日中は仕事、夜は稽古の日々。尊敬する師範の下で35年間、空手を学んだラーニーさん。妻・明美さんとの出会いも空手が導きました。

▼館長 ラーニー・ニックスさん
「1979年の空手大会で、観客席にいた彼女に一目ぼれしたんです」

選手として出場した大会で明美さんに出会い、結婚。ラーニーさんの空手への情熱は強まるばかりでした。

明美さんも黒帯取得し夫婦で道場を開設



▼妻・明美さん
「彼があまりにも沖縄の空手にのめりこんでしまって、新婚なのに家に帰ってくるのが遅い。こんなに彼を一生懸命にする空手とは、どういうものかと」

こうして空手を始めた妻・明美さんは黒帯を取得。1997年に夫婦で立ち上げた道場は、今ではおよそ60人の門下生を抱えるまでになりました。

▼館長 ラーニー・ニックスさん
「空手において最も重要なのは、戦わない術を学ぶこと。それこそが、私たちが空手を学ぶ理由です」