部員不足や指導者不足に悩むバスケットボールチームに対し、ICT技術を活用し最先端の効率的な練習を提供するプロジェクトが沖縄でスタートしています。誰でも、どこでも、バスケットボールが続けられる環境を目指す取り組みを取材しました。
糸満市で活動しているミニバスケットボールチームCUBE。今年の2月に創部したばかり小学1年生から6年生までの12人で活動しています
Bリーグ、琉球ゴールデンキングスの活躍もあり、県内のこどもたちにもバスケット人気が高まる一方、新たな課題にも直面しています。
▼CUBE 上野惺真主将(小5)
「チームとしては人数が少なくて、1週間に2~3回しかできてなくて、練習の機会が少ない。もう少し時間が欲しいと思っていました」
▼CUBE 上原洋輝監督
「なんとかバスケットができる環境を作ってあげようということで、お父さんお母さんたちが、体育館の予定を組んでくれた。指導者として僕も素人なので、県外と比べると試合に出られるチャンスが少ないのかなと思っています」
バスケットボールをはじめたい、続けたいという子どもたちは多くいる一方、離島や過疎地域では部員不足や指導者不足といった課題も多く、練習環境や試合経験の格差が生まれているのが現状です。