政府によるガソリンの補助金が、11日から1リットルあたり25.1円引き上げられました。

今月31日にガソリンの暫定税率が廃止されるのを前に政府は、急激な価格変動を避けるため、補助金を段階的に増やしています。

補助額は11日から1リットルあたり約5円増えて25.1円となり、暫定税率が廃止された際と同じ水準となりました。

経済産業省によりますと、今月8日時点のレギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格は、163.7円。沖縄は前週より4円ほど安い168.8円となっていて、当面は下落傾向が続く見通しです。


県内のガソリン価格は元々、沖縄復帰特別措置法に基づき1リットルあたり7円軽減されていますが、年末の暫定税率廃止に伴い、政府はこの軽減額を3.8円に引き下げることも検討しています。