麻薬のTHCや大麻を韓国から密輸した疑いで警察は、37歳のフランス人の男を先月21日に逮捕したと発表しました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのはフランス国籍のモハメッド・ベルゲレス容疑者(37)です。
合同で事件を捜査した沖縄地区税関によりますと先月20日、韓国から那覇空港に到着したベルゲレス容疑者の手荷物などを検査したところ、ポケットの中から麻薬のTHCを含む固形物14.09グラムが発見されたため、緊急逮捕したということです。
そのほかリュックサックやスーツケースなどから大麻草が入ったたばこや、THCの成分が含まれたたばこも発見されています。
警察の調べに対し、ベルゲレス容疑者は使用目的で麻薬を所持していたと容疑を認めているということです。
ベルゲレス容疑者は輸入が禁止された麻薬を密輸しようとした関税法違反の疑いでも告発されています。