南城市のビーチで3日、パラグライダーが落下し操縦していた男性が死亡した事故で、機体と操縦者をつなぐベルトが上空で切れていたことがわかりました。
この事故は、南城市のビーチの沖合で2人乗りのパラグライダーが墜落し、操縦していた男性が死亡、中国国籍で20代の女性客が心肺停止の状態で病院に運ばれたものです。
墜落したパラグライダーの体験事業を運営していたManaia Okinawaの担当者によりますと、事故当時、操縦者の男性の両腰部分がナイロン製のベルトで機体とつながっていましたが、上空で右手側のベルトが切れたということです。
女性客が機体の前方に付けていた小型カメラの映像から、上空でベルトが切れたことが判明しました。
中城海上保安部によりますと心肺停止の状態で病院に運ばれた女性客の容体について、5日午後4時の時点で新たな情報は入っておらず、落下原因について引き続き調べを進めるとしています。