当時から沖縄国際大学に勤めていた安里肇学長は、あの日、墜落直後に大学に戻った。当時をこう振り返る。

沖縄国際大学 安里肇学長:
「私が(大学に)到着したのは落ちてすぐだと思う。
5分か10分くらい。すごい勢いで、多くの米兵が集まってきた。ヘリの残骸自体は見えずに、煙だけはずっと上がっていた」

――煙を見たときは?

「尋常じゃない黒さだった。普通の灰色の煙ではなくて。真っ黒い煙だった」