7月31日午後、那覇市の奥武山公園駅近くの県道221号線で、60代の女性が運転する乗用車が次々に前の車に衝突し、合わせて11台の車が絡む多重事故がありました。
けが人はいませんでした。
警察によりますと31日午後0時半、「高齢女性が運転する車が追突事故」と通報がありました。
追突した乗用車を運転していたのは60代の女性で、同乗者はいませんでした。
追突されたタクシーの運転手によりますと、信号待ちをしていたところ、後ろから乗用車に追突されました。
その後、追突した乗用車は第1通行帯(最も左側の車線)と第2通行帯の間を、複数台の車にぶつかりながら30メートルほど進み、停止したということです。
タクシーの運転手は「すごい勢いだった。(追突した乗用車は)ブレーキを踏んでいなかったと思う」と話しています。
▼事故に巻き込まれた人
「隙間がない状態から、両方を傷付けながらいった(進んだ)」「勢いがあったので当て逃げすると思った」
現場では午後1時前から約2時間半にわたって、小禄方面の2車線で交通規制が行われました。
警察が女性に話を聴くなどして、当時の状況を詳しく調べています。