今月8日、石垣市の高校生が、インターネット上での商品購入をきっかけにお金をだまし取られる詐欺事件が発生した。その後の返金対応を装った詐欺未遂も合わせて発覚し、警察が注意を呼びかけている。
警察によると今月8日、インターネット上のフリーマーケットサイトで、石垣市の男子高校生がオートバイの部品を購入しようとしたところ、出品者から1万4000円分のプリペイドカードを購入しカード番号を教えるよう要求された。
高校生は要求に従いカード番号を伝えたが、約1週間経っても商品が届かなかったため出品者に確認したところ、「欠品したためお金を返す」との連絡を受けた。
その後、出品者は高校生に対して返金のためにインターネットバンキングへ登録しそのパスワードを送るよう要求。
一連のやり取りを不審に感じた高校生が両親に相談し事件が発覚した。
警察は詐欺と詐欺未遂の容疑にあたるとして捜査し、「プリペイドカード、電子マネーギフト券の購入や番号を要求されることは詐欺の手口です。不審な点があれば警察に相談してください」と注意を呼びかけている。