去年10月までのおよそ半年間に、複数回に渡って住宅などに忍び込み現金や指輪など363万円相当を盗んだなどとして、27歳の男が窃盗などの罪で在宅起訴された。
警察によると、窃盗と住居侵入の罪で在宅起訴されたのは、南風原町に住む無職の27歳の男。男は去年5月から10月までの間に住宅や車に侵入し、現金約100万円と指輪や時計などの貴金属263万円相当を盗んだとされる。住人が寝ている深夜の時間帯に風呂場や台所の窓から住宅に忍び込み犯行に及んだ。
警察の取り調べ段階では男は、生活費のために犯行に及んだとして容疑を認めていたという。
繰り返した犯行は16件とされ、このうちの1件で、男の地元の後輩である栃木県の建築作業員(24)が窃盗の疑いで先月逮捕された。また糸満市の飲食店経営者(26)は盗んだ指輪などを売却したとして、盗品等有償処分あっせんの疑いで去年11月に逮捕された。現在は2人とも処分保留で釈放されている。