――今日はどうやって帰る?
▼宜野座高校 バレー部員
「親です」
「親を呼んだり、友達の親に送ってもらっている」
甲子園を目指して練習に励む宜野座高校野球部。ミーティングやグラウンド整備の時間も含めると、部活の終了時刻は午後8時半を過ぎる。今回の減便の影響で、最後まで練習に参加できなくなった生徒もいる。
▼宜野座高校 野球部員(名護市在住)
「練習を中途半端で終わらせて帰るというのがちょっと…」
「(練習後に)チームでのミーティングがあるけど、それも抜けないといけないので」
▼宜野座高校 野球部・宮城岳幸監督
「入学する前からこういう状況であれば何かしら手立てはあったと思うんですけども、(今後)どうしていくかは、生徒や保護者会ともいろいろ相談しながら、やっていきたい」
こうした影響が出ていることを受け、県は20日から、以前の最終バスの時間帯にあわせ上下線で1便ずつ、無料の臨時バスを運行しているが、あくまで応急措置。
臨時バス運行は3月19日までの予定で、それ以降については利用状況をみながら検討することなっている。
名護バスターミナルと屋慶名バスターミナルを結ぶこの臨時バス、初日の利用者は上下線合わせて11人だった。県は、コミュニティバスなど小型車両の活用も含めて、関係する市町村と協議する方針だ。








