漫画雑誌の作中で辺野古移設工事に関する抗議活動の参加者が日当で雇われていると表現された問題で、講談社は7日、「校了前の段階で機微な表現について相談する体制を整えた」と発表しました。

この問題は、講談社の人気マンガ「社外取締役 島耕作」の作中で、登場キャラクターが辺野古移設工事に関する抗議活動について「日当で雇われた」と発言したもので、作者の弘兼憲史さんと講談社は「軽率な判断だった」などと謝罪しています。

講談社は7日、ホームページ上で、社内で知見を共有するために「校了前の段階で機微な表現については校閲・法務部門と共有し相談する体制を整えた」と発表しました。


先月31日には「より深い協議を作者と重ね、再発防止に努めてまいります」などとコメントしていて、単行本への掲載時に内容を修正するということです。