カリブ海のキューバで完全に電力が停止し、人口およそ1100万人の島全体で停電が起きています。キューバではアメリカによる石油供給制限措置で電力不足が深刻になっていました。
キューバ政府は16日、国家の電力システムが完全に遮断したと発表しました。島全体で停電が発生し、現在、一部は復旧しているものの、完全復旧までは数日かかる見通しだということです。
政府は原因について調査中としていますが、国営の通信社によりますと、発電所のボイラーの故障がその一つとしています。
また、キューバ政府高官は発電用のディーゼル燃料の不足で復旧が遅れていることを認めています。
キューバは石油の輸入をベネズエラに頼っていましたが、アメリカのトランプ大統領がベネズエラ攻撃後にキューバに対して圧力を強め、石油供給を制限。ディアスカネル大統領は13日、石油の輸入再開に向けアメリカ政府と交渉を始めたことを公表していました。
国営の通信社はアメリカ政府の行動に対し、「国家の不安定化を目的とした行動で、電力システムの問題はエスカレートしている」と報じています。
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