自衛隊と米軍の大規模な演習が23日から始まり、県が緊急時以外の民間インフラの使用自粛を求めるなか、石垣空港に在沖米軍のトップを乗せた軍用機が飛来しました。

23日から始まる日米共同演習「キーン・ソード」では、自衛隊や米軍施設のほか、先島諸島を中心に県内の複数の民間空港や港を使用した訓練が実施される予定です。

訓練開始となる23日、石垣空港には午前中と午後の2回、米海兵隊の高官輸送機C-20Gが飛来し、在沖米軍のトップなど軍関係者を乗せて離陸する様子が確認されました。

また、22日に陸上自衛隊のオスプレイが初めて飛来した与那国駐屯地には、23日正午ごろ、米軍のオスプレイも初めて飛来しました。

日米で約4万5000人が参加する「キーン・ソード」は来月1日まで実施される予定で、県が緊急時以外の使用自粛を求めている民間インフラでも米軍の訓練が行われます。