11日夜10時40分ごろ、石垣港に停泊している船舶のエンジンルームから煙が出ていると消防に通報があり、消防車両が少なくとも3台出動した。船は第10管区海上保安本部・奄美海上保安部所属の巡視船「あまぎ」。

現場は普段石垣海上保安部の船が停泊するふ頭で、RBCの情報カメラが12日午前0時ごろに捉えた映像からは、船上に電灯を持って集まる複数の人の姿が確認できた。

当時港にいた人は、金属が落ちたような「ガン」という大きな音が港に鳴り響いたのが聞こえたという。

船のそばには消防の関係車両も





石垣海上保安部は取材に対し、停泊中の巡視船の機関室から煙が出たことを認めた。12日午前1時すぎに鎮火したという。

その後、船員にけが人はいないことが確認された。消防が出火原因を調べている。