米軍普天間飛行場を抱える沖縄・宜野湾市の市長選挙に、オール沖縄勢力が推す宜野湾市議、桃原功さんが正式に出馬を表明しました。

桃原功さん
「松川市政の評価できる事業は継承しつつ、基地などの手法が異なる問題は、さらに日米に強く求めて参ります」
宜野湾市議の桃原功(とうばる・いさお)さんは9日会見し、松川正則市長の死去にともない、9月に実施される宜野湾市長選挙(1日告示・8日投開票)への出馬を表明しました。

桃原功さん
「普天間基地は即時撤去。そして県民投票でも民意が示された辺野古新基地建設におきましても、即時中止反対を求めて参ります」
一方で桃原さんは、「辺野古の問題は一番の争点ではなく、市民の暮らしが一番」と強調し、市独自の条例を制定して、賃金の底上げなどに取り組みたいと話しました。
桃原さんは立憲民主党、共産党、社民党、社大党から推薦を受けています。
宜野湾市長選挙には、このほか、元宜野湾市長の佐喜真淳さんと、新人の比嘉隆さんが出馬を表明しています。