28日から始まる日米共同訓練を前に市民団体が会見を開き訓練の実施に抗議しました。
自衛隊と米軍は28日から8月7日までの間離島防衛を想定した訓練、「レゾリュート・ドラゴン」を九州をはじめ石垣島や与那国島など県内各地で実施する予定です。
今回の訓練には、今年3月にうるま市の勝連分屯地に発足した地対艦ミサイル部隊が初めて参加する計画で、24日、訓練に反対する市民団体が会見を開きました。
▽ミサイル配備から命を守るうるま市民の会・照屋寛之共同代表
「いかなる防衛政策であっても2度と沖縄を戦場にするような防衛政策ではあってはいけない」
照屋寛之共同代表は「近年、米軍や自衛隊の部隊展開が県内で活発化する中で沖縄が攻撃対象になるという懸念がある。政府は、軍事力の増強ではなく外交に力を入れてほしい」と訴えました。
会では日米共同訓練が始まる前日の27日に勝連分屯地前で抗議集会を開く予定で、抗議文を分屯地の担当者に手渡したいとしています。