毒蛇の「ハブ」が生息していないとされる沖縄・宮古島市で3月、サキシマハブの死骸が見つかったことを受け、県は10日、島に定着していないか調べるため捕獲用の罠(わな)を設置しました。
宮古島市の平良港では3月30日、生後1年5か月ほどとみられるメスのサキシマハブが死んだ状態で見つかりました。
宮古島には本来ハブは生息しておらず、県はきょう島に定着していないか調べるため港の周辺30か所に捕獲用の罠を設置しました。

罠は生きたマウスをおとりにしていて、ハブが入ると出られなくなる仕組みとなっています。宮古島では2013年にもハブが見つかっていて、この時も同様の方法で生息調査を実施しましたが、ほかのハブは発見されませんでした。

今後、8月上旬まで県や市の職員が見回り、ハブが定着していないか調べることにしています。