少雨傾向による水不足が続くなか、玉城知事は「給水制限も検討せざるを得ない」として、県民に節水を呼びかけています。

国や県などが管理する県内11のダムの貯水率は2月16日午前0時時点で、平年より28.6ポイント低い48.2パーセントとなっています。

玉城知事は16日に「来月上旬にはダムの貯水率が40パーセントを切る見込み」だと説明したうえで、「状況が悪化した場合は給水制限も検討せざるを得ない」などとして県民に節水を呼びかけました。

玉城知事
「家族、職場、学校など、どうしても水を必要とする生活がこのまま維持できるように、皆さんへも節水のご協力を改めて呼びかけたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

県企業局は給水制限に踏み切る貯水率の水準について「現段階で目安はない」としつつ、実施されれば観光業など経済への影響も懸念されることから「慎重な検討が必要」だと述べました。