大分県内にある活火山の避難計画について話し合う防災協議会が開かれ、周辺道路が通行止めとなった際の迂回路が設定されました。

県庁で開かれた九重山と鶴見・伽藍岳の火山防災協議会には、佐藤知事や周辺自治体のトップらが出席しました。九重山と鶴見・伽藍岳は活火山のうち、今後100年程度の間に小噴火でも社会的な影響がある「常時観測火山」に選定され、それぞれ火山避難計画が策定されています。

協議会では避難計画の改定案について審議されました。その結果、噴火警戒レベルの引き上げに伴い、周辺道路が通行止めとなった際の迂回路が設定されたほか、自治体や警察が、避難してきた下山者に山の異変を感じなかったか、聞き取ることなどが追加されました。