冬型の気圧配置の影響で大分県内では21日から警報級の大雪のおそれがあり、注意が必要です。カー用品店では商品の売り上げが11月の4倍になっています。

20日の県内は強い寒気が流れ込み19日に続き朝から厳しい寒さとなりました。

(登校中の生徒)「もう外に出たくなくなります」「耳とか本当に痛くて寒い」

冬型の気圧配置の影響で21日明け方から22日にかけて警報級の大雪のおそれがあります。県内で21日午後6時までに予想される24時間の降雪量は山地が10センチ、平地が8センチで、大分地方気象台は注意を呼びかけています。

大分市内のカー用品店では雪対策の商品の売れ行きが11月と比べて4倍に。スプレータイプの解氷剤など手軽に使える商品に加えチェーンの売れ行きが好調といいます。

(スーパーオートバックス大分21・白神優希フロア長)「一番人気のタイプは非金属性チェーンで、耐久性が高くて、取り外しや取り付けも簡単で、人気の商品です」

さらに、今年の傾向として初心者でも簡単に利用できる「布製チェーン」の人気も高まっています。

(スーパーオートバックス大分21・白神優希フロア長)「やっぱり雪が降り始めるとお客様の来店が殺到してしまいますので、雪が降り始めるちょっと前に商品を揃えるのが安心かと思います」

21日以降は積雪や路面凍結などが予想され、車を利用する場合は早めの備えなど注意が必要です。